誰かの夢のお陰で。

子供の頃母が一度だけ、「賢い人は3歩ほど前を歩くからとても孤独なのよ。」と言いました。

でもその後に「でもそういう人がいないと皆が迷うのよ。」と言いました。

本日仕事後の食事中、隣の席のグループの一人の女性が対角線上の同じグループのお友達のファッションをコンコンとこき下ろしている光景を目の当たりにしました。

こき下ろされているその方はとても趣味の良い、控えめながらもそれでいて斬新な雰囲気の方の様に感じられました。

ただ頷いて、そのひどい言葉の色々を笑顔で心にしまわれていたように思います。

僕は、全てのことにおいて、大衆に広がるためには月日を要し、その頃には既に新しい世界が始まっている。と思っています。

多数決で決められる頃には、多数決の的になる題材を考えだした人達は次の何かを創造している。

理解者や同じフリをする人が現れる頃には、時は次に進み、また新たな時代が始まろうとする。

それは決して止むことはなく、時代を世の中が周知する頃には、また次の時代が勇気あるものによって創造し始められる。

今日、あるオーディションの最終審査のために東京に出向いたレッスン生から、ご家族をはじめ、自分を支えてくれる周りの方々への感謝を綴った文章と共に、レッスンに関する感謝のメールを受け取った。

高校生の彼女は、世の中が批判する若者からは程遠い。

学生の頃、教授が私達に向けてくれた言葉を象徴するように、”現役”が持つ新しさと美しさを兼ね備え、それは先人の経験から測ると荒削りでも、その経験だけでは真似ができないほど新しく既に芸術的だ。

僕は彼女の中に、多数決では負けてしまう新しい”考え”が始まろうとしているんだと感じる。

3歩前を歩く人を批判する3歩後ろの考えさえをも導く新しい道。

そんなものが、目を凝らせば、様々な分野において世界中で日々芽生えているのだと思う。

”現役”の時を過ぎても、できればそういう”芽”に敬意を示せる”目”を持っていたい。

そんなことを思わせてくれる2つのエピソード。

本日のオススメ曲はLady GagaのMillion reasonsです。

このビクトリアシークレットのショーでのガガにはとても強い愛を感じます。

レディーガガという世界的”大物”が自分の存在を最大限におさえ、モデル達に最大限の脚光当てる光の役割を担っているように感じるのは僕だけでしょうか。

新しい時代に敬意を示す大物の大物たる姿とガガという光を浴びて新たに輝く次世代の光。

曲の意とは少し離れるのでしょうが、この曲の美しさが、勇気ある一握りの人達の努めを美しさに変えている気がするのです。

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