講師紹介|声だけでなく、その人に起きていることを見る
経歴
嶋田 稔万 TOSHIKAZU SHIMADA
幼少期より鍵盤楽器に親しみ、複数の賞を受賞。高校・大学時代には、アメリカ・ミネアポリス、ケンブリッジでの演奏・交流活動に参加しました。
高校時代には、東京スカパラダイスオーケストラ・沖祐市氏の父である沖浩一氏に師事。ボーカルはボビー原氏に師事し、クワイヤー活動、ライブ、イベントにも参加してきました。
その後、ラジオ番組への楽曲提供、音楽制作・プロデュース、外国人歌手のアシスタントを経て、2000年に大阪でF-COMMUNITYを設立。
以来、ボイストレーニングの個人レッスンを中心に、初心者からプロまで、延べ2,000人以上の声と表現を指導しています。
※2020年現在

声には、その人のすべてが出ます。
身体の使い方。
呼吸の癖。
緊張のパターン。
無意識に繰り返している練習の仕方。
表面に聞こえている声は、そうしたものが重なった結果です。
だから私は、声だけを見ません。
その人に何が起きているかを、まず見ます。
大阪でボイストレーニングを続けてきた中で、ずっと変わらないのは、方法を先に当てはめるのではなく、その人の状態を先に見るという姿勢です。
無意識の癖が、声を止めていることがあります
声がうまく出ない。
高音が苦しい。
表現が広がらない。
そうした悩みの原因は、本人がまだ気づいていないところにあることが少なくありません。
たとえば、
- 考え方の癖
- 身体の使い方の癖
- 呼吸の癖
- 練習の仕方の癖
- 力みや緊張の入り方
です。
無意識にあるものは、練習量だけでは変わりません。まず気づかなければ、なかなか変われません。
私の指導はそこから始まります。無意識にあるものを意識に引き上げ、必要なことを一つずつ整理していく。
何かの方法を先に当てはめるのではなく、その人に何が起きているかを先に見る。それが、長く変えていない指導の起点です。
声だけでなく、身体・呼吸・表現までつなげて見ています
ボイストレーニングというと、発声や音程の改善を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし実際には、声はそれだけで成り立っているわけではありません。
ほんの一例ですが、高音が苦しいと言っていた方々のレッスン。発声の問題だと思っていたその原因は、うまくやろうとする緊張が身体全体に入っていたことが多いです。その緊張に気づけた瞬間、声が変わります。
原因は一人ひとり違います。
身体の使い方。
呼吸の流れ。
緊張のし方。
言葉の扱い方。
ジャンルごとの表現の違い。
練習の組み立て方。
それらはすべて、声とつながっています。
F-COMMUNITYでは、発声だけを切り離して見るのではなく、声・表現・グルーブ・ジャンル理解まで含めて、必要に応じて全体を見ながら指導しています。
ゴスペルやブラックミュージックを出発点にしてきました
私自身の音楽的な出発点には、ゴスペルやブラックミュージックがあります。
豊かな表現。
広いレンジ。
深いグルーブ。
そうした音楽に向き合う中で、強く感じてきたのは、表現を支えるのは、やはり確かな基礎だということです。
広いレンジを無理なく使うこと。
豊かな表現を安定して支えること。
必要なテクニックを必要な場面で使えること。
そのためには、呼吸や身体の使い方を含めた土台が欠かせません。
この視点から、J-POP、アニソン、Jazz、ロック、ミュージカル、アイドルなど、幅広いジャンルのプロフェッショナル、オーディション受講者、音楽大学受験者に対しても表面的ではない形で向き合うことができると考えています。
長く通う人がいる理由
10年、20年以上、今も通い続けている方がいます。東京、名古屋、四国、九州から来られる方もいます。
駅から近い場所ではありません。それでも「帰り道に頭を整理できる距離」と言っていただくことがあります。遠方から来られる方には、新大阪からタクシーでそのまま来られることが、かえって時間の節約になるという声もあります。
近いから通っているのではない。気軽だから通っているのでもない。
ここでなら、表面ではなく根本を見てもらえる。そう感じる方が、時間をかけて来られます。
Googleレビューでも、継続して通われている方からの声をいただいています。
こんな方に向いています
- 声の根本から向き合い直したい方
- 他校や独学で、どこか違和感が残っている方
- 方法だけでなく、自分に何が起きているかを知りたい方
- 深く、長く、音楽と向き合いたい方
- 大阪で本格的なボイストレーニングを探している方
気軽さや通いやすさを最優先にしたい方には、別の選択肢のほうが合うかもしれません。それも、正直な案内だと思っています。
本格的に学びたい方へ
私は今も、声と音楽の探究を続けています。だからこそ、決まった答えを渡すのではなく、その人の声と状態をきちんと見ながら考えます。
もしこれまで、どこかで違和感が残っていたなら、まだ自分に合う見方に出会っていないだけかもしれません。
レッスン内容についてはクラス紹介ページで、考え方や学びについてはコラムでもご覧いただけます。
まずはご相談だけでも大丈夫です。現在の悩みや目的に合わせて、無理のない形でご案内します。