アプローチ。

本日スクールはお休みで、大変ゆっくりさせて頂きました。

知り合いのアトリエにお邪魔したのですが、ゆっくり平和な時間が流れていて、あんな場所で仕事ができたら良いなあ。と強く感じてしまいました。

スタジオを近々引越してみようかな。^^;

さて、本日のボイストレーニング記事ですが、アプローチについて。

なかなか見えない部分の筋肉について説明するのは難しいものなんですよね。^^;

無意識の内に働く筋肉と、意識的に使う事が出来る筋肉。

そして本来意識的に使う事が出来るが、日常生活で意識しなくても事が足りてしまう筋肉等。

先日の記事の「響き」はまさにこの辺の話になって来ると思うのです。

同じ話を5人にしても、2人は理解してくれるが3人は理解してもらえない。とか、4人は理解してくれるが、1人は理解してくれない。もしくは、頭では理解出来るが、実際やり方が分からない。等々。

本当に十人十色。

ボイストレーニングという分野は、マニュアルや教本だけでは万人に十分とは言えないのかもしれません。

コミニケーションを出来るだけ多くとり、その方が得意とする分野の考え方からのアプローチ。

またはスポーツ経験や趣味のお話を伺い、実際に自分も試してみてボイストレーニングとの共通点を見つける。等。

引き出しの多さが必要となるのかもしれません。

僕もそうでしたが、一度声が出始めると、なるほど!と言った形になるのですが、それまではなかなか頭では分かっていても。という長い時間が続きました。

もし教本をお持ちなら、もしどなたか先生におつきなら、本の内容や先生がおっしゃる具体的なボイストレーニングの方法とお得意な分野を重ね合わせてみて、共通点を見つけてみるのも良いかもしれません。

「歩く」や「跳ぶ」等と同じように「歌う」という動詞が存在します。

もちろん専門的な知識や練習期間が必要となりますが、まず発声をなんとかしたい。という皆様は、他の動詞同様、「専門的」という意識を少し横に置いてみるのも練習方法かも知れません。

明日はお休みの方が多いのでしょうか。^^

リラックスを心がけ、練習に励んで下さい。^^

 

 


wpmaster