TAKE A BREATHER:NEWS LETTER 2014/10/1VOL.1-C

10565048_660379960744626_6903868570134453624_n 10671356_660379877411301_824596828938043852_n先日京都・黄檗にある万福寺に行てきました。とても静かな良いお寺でした。友人のお供のつもりでしたが、おもしろい歴史や建物が醸し出す雰囲気が気に入り、また個人的にお邪魔したいと思えるお寺でした。お時間がある時にでも是非一度お邪魔してみてはいかがでしょうか。

宗黄檗宗大本山である

萬福寺の建築、仏像などは中国様式(明時代末期頃の様式)でつくられ、境内は日本の多くの寺院とは異なった空間を形成している。寺内で使われる言葉、儀式の作法なども中国式である。本寺の精進料理は普茶料理と呼ばれる中国風のもので、植物油を多く使い、大皿に盛って取り分けて食べるのが特色である。萬福寺は煎茶道の祖・売茶翁ゆかりの寺としても知られる。隠元と弟子の木庵性瑫、即非如一はいずれも書道の達人で、これら3名を「黄檗の三筆」と称する。このように、隠元の来日と萬福寺の開創によって、新しい禅がもたらされただけでなく、さまざまな中国文化が日本にもたらされた。隠元の名に由来するインゲンマメのほか、孟宗竹、スイカ、レンコンなどをもたらしたのも隠元だといわれている。