音痴という言葉。
ひどい響きです。
初めての方を迎えるときのカウンセリングでよく聞かれる質問。
「私、音痴なんですが治りますか」
治る治らないは別の回答を用意するとして、一番気になるのはどうやって自分が音痴だと気がついたのか。
音程がいつも外れていることをご自身が気付かれたのか、それとも誰かにそのひどい言葉を言われてしまって心から離れないのか。
僕がその方々のボイストレーニングのレッスンを受け持つ上で、その「動機」というのは指導方法を大きく左右させる理由になります。
音痴を治したいのか、治さないといけないと思っているのか。
歌を楽しみたいから習うのか、恥をかきたくないから習うのか。
これらはアプローチが全く違うのです。
ところで突然クイズです。^^;
友だちが少ない出不精の人がいたとします。
その出不精の人が、友だちが少ないことよりも苦痛に思うこと。
それは一体何だと思いますか?^^;
答え:それは毎日誰かに誘われて外で人に会い続けること。かもしれません。^^;
外に出たくないのに毎日外で人にあって過ごすことは、出不精の方にとっては孤独を感じるよりもきっと辛いでしょうね。^^;
音が外れていても歌うことが楽しければそれはそれでいいし、音が外れるくらい、死ぬわけでもなし特に何も感じないわ。という方もそれはそれでいいと思います。
そこに僕のボイトレ法が入り込む空きはありませんし、無理に入って音楽を嫌いになられては非常に困ります。^^;
僕がきっとお役に立てるのは、音が合っていればきっともっと歌を楽しめるはず!という方と、音が外れることが辛くてたまらない。という方々。
その方々は必ずカウンセリング時に「私は歌うこと自体は好きなんです。」とおっしゃいます。
でもね、きっともっと好きになれる余地がありますよ。^^
その方法を知れば、きっと自然に練習が好きになりますよ!
そして歌うことも音楽を聴くことも、今よりもずっとずっと好きになりますよ。^^
そんなボイストレーニングにご興味がわきましたらぜひご連絡下さい。
お話を色々お聞かせ下さい。
今よりも歌を楽しめる方法をご提案できるかもしれません。
お待ちしています。