ボイストレーニングを活かす。

こんにちは。

浅田真央選手の感動がまだ覚めやらぬ今日この頃、皆様はいかがお過ごしですか?^^

 

今回の「ボイストレーニングの現場から。ブログ」はボイストレーニングのご経験が少しお有りの皆様に向けてのお話しになるかもしれません。

皆さんは経過音という言葉をお聞きになられた事はお有りでしょうか?

例えば、ドレミの歌の「ドーはドーナツのド」でいう、「は」の部分が経過音と言う事になります。

経過音についての詳しい説明は今回省かせて頂きますが、この経過音に当たる部分に、ボイストレーニングを少し経験された皆さんの落とし穴があるように思うのです。

さまざまな本に書かれている発声方法、またはチェストボイスやヘッドボイス、ミドルボイス等の発声が上手く出来るようになった皆さん。

さあ歌を歌おう!という段階になって、いざ歌ってみると、「あれ?」と言う感覚に陥られた経験はございませんか?

せっかく長い道のりを経て発声練習をして来たのにいざ歌い始めると発声練習と歌が繋がらない。

そういう方々は少なくないように思います。

さまざまな問題が考えられますが、一番多いのが「経過音の認識」によるものが経験上多いように思います。

 

人の心理上、この「経過音」という音達は軽視されやすい傾向にあるようです。

さらに「単語」の一部にこの経過音が来るとなおさら軽視される事が多いようです。

経過音は自然な流れを作るのに必要不可欠な存在。

「自然」故に経過音が疎かになっている事に気付くためには冷静なジャッジが必要になるのかもしれません。

せっかく手に入れた発声の技術が「すべらない」ように、この経過音を認識される事を今回はお勧めします。

 

 

 

 


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