目で見るボイストレーニング。

今日の大阪は非常に靄がかっています。

春の霞か、花粉か、化学物質か。。。^^;

子供の頃の「春」が懐かしいですね〜。^^;

さて、本日の「ボイストレーニングの現場から。ブログ」ですが、普段のレッスン中のひとコマのご紹介です。

当スクールには猫の額ほどの?^^;本当に小さなホワイトボードがひとつあります。

小さいながらも、このホワイトボード、非常によく頑張ってくれています。

本校にお越しの皆さんにとっては、避けては通れないこのホワイトボード!w

僕はこのホワイトボードの前にレッスン生の方々を集めて発声について説明する時、それまで口や喉に意識が行き過ぎていた方々が、「なるほど〜!」と言ってくれる瞬間が大好きです。^^;

同時に「むずかし〜!^^;」を聞く事にもなるのですが、その時耳にする「むずかしい〜!」は何故か楽しそうに聞こえます。

確かに今まで意識して来なかった部分を意識するというのはむずかしいものですよね。^^;

しかし、「こういう場所を意識する事が必要だったのか!」と発見されたその表情は、練習したくてうずうずしているように見えるのです。^^

レッスン生からの質問を活発にしてくれたり、レッスン生の理解に一役かってくれているこのホワイトボード、もし音楽の神様がいらっしゃるのなら、当スクールの場合はこのホワイトボードにいらっしゃるのかも知れませんね。^^

さて本日は玉手箱のようにさまざまなレッスンがある曜日です。^^

どんなレッスンになるんでしょうか!?^^

それでは皆様も良い一日を。^^

 

 

乾燥の敵は睡眠?^^;

おはようございます。

今日の大阪は今のところいいお天気ですね〜。

今日は晴れですかね!^^

さて、僕はもう既に花粉症が始まってしまっているのですが、これからの季節、この花粉症にお悩みの方々も多いのではないでしょうか。

鼻が詰まるのはとても不愉快なのですが、歌うことにおいて最も辛いのは喉を乾燥させてしまうこと。

鼻づまりのせいで寝ている間口呼吸が続き、起きると喉ががさがさに。orz

そうなってしまう前のケアが必要ですね。

僕の場合は、数年前からのナゾネックスと言うお薬に随分助けられています。

あくまで「僕の場合は」ですが、喉を痛めないための点鼻薬。とでも言いましょうか。^^;

ボイストレーニングの現場は、常に病気の流行との戦いです。^^;

僕と同じ花粉症の皆さん、せっかく良い季節のはじまりですから、花粉症に負けずに対策をして春を楽しみましょうね!

それでは今週もお仕事や学業、歌の練習を頑張って下さい!^^

 

 

ボイストレーニングを活かす。

こんにちは。

浅田真央選手の感動がまだ覚めやらぬ今日この頃、皆様はいかがお過ごしですか?^^

 

今回の「ボイストレーニングの現場から。ブログ」はボイストレーニングのご経験が少しお有りの皆様に向けてのお話しになるかもしれません。

皆さんは経過音という言葉をお聞きになられた事はお有りでしょうか?

例えば、ドレミの歌の「ドーはドーナツのド」でいう、「は」の部分が経過音と言う事になります。

経過音についての詳しい説明は今回省かせて頂きますが、この経過音に当たる部分に、ボイストレーニングを少し経験された皆さんの落とし穴があるように思うのです。

さまざまな本に書かれている発声方法、またはチェストボイスやヘッドボイス、ミドルボイス等の発声が上手く出来るようになった皆さん。

さあ歌を歌おう!という段階になって、いざ歌ってみると、「あれ?」と言う感覚に陥られた経験はございませんか?

せっかく長い道のりを経て発声練習をして来たのにいざ歌い始めると発声練習と歌が繋がらない。

そういう方々は少なくないように思います。

さまざまな問題が考えられますが、一番多いのが「経過音の認識」によるものが経験上多いように思います。

 

人の心理上、この「経過音」という音達は軽視されやすい傾向にあるようです。

さらに「単語」の一部にこの経過音が来るとなおさら軽視される事が多いようです。

経過音は自然な流れを作るのに必要不可欠な存在。

「自然」故に経過音が疎かになっている事に気付くためには冷静なジャッジが必要になるのかもしれません。

せっかく手に入れた発声の技術が「すべらない」ように、この経過音を認識される事を今回はお勧めします。

 

 

 

 

頑張る事に頑張ってしまっていませんか?^^

雪の被害がまだ続いているようですね。

来週は少し暖かくなるようですが、雪の被害が大きかった地域に早く通常通りの生活が戻りますように。

さて、本日は「言葉の鮮明さ」をテーマに考えてみたいと思います。

歌を歌う時、そのほとんどを歌詞とともに歌う事が多いと思うのですが、その歌詞の滑舌と申しますか、鮮明さをうまく表現出来ない方々がいらっしゃいます。

曲を作る時、歌を作る時、数えきれない音の組み合わせや言葉を一枚の紙の上に連れて来ては、ああでもない。こうでもない。と作者の多くは悩み試行錯誤を続けます。

その作業が繰り返されるほとんどの理由は、「不適切」という事よりも、より美しい表現方法はないか?という執念にあると思うのです。

そうして考えられ、想い完成されたその曲の多くは、言葉ひとつをたどるたびに、音ひとつをたどる度に、まるで人の人生を生きているような、もしくはフォーカスされる事のなかった自分の心の角の思いを代弁してもらっているような感覚を与えてくれると思うのです。

ボイストレーニングを受講される方々は一日も早く「上手くなりたい」と思う想いがお有りだと思います。

しかし、その想いのあまり、一部の音楽的なスキルのみに焦点を当て過ぎてはいないか?という事も是非一度考えてみられてはいかがでしょうか。^^

歌において、言葉というものの重要性を考えてみられた時、「言葉を考え、想う」と言う流れが、如何に歌を歌う際の筋肉において自然な働きをしているかを実感して頂けるのではないでしょうか。

メンタリズム→筋肉→声という流れは切っても切れない関係にあると思うのです。

それは言いたくもない言葉を口にする際の声の出方、唇やその他の筋肉の動きを観察すればすぐにお分かり頂けるのではないでしょうか。

普段の表情筋のトレーニングが歌う際に活かされない。

言葉が鮮明に伝わり難い。

腹式呼吸が歌っている最中に違う部位に移行してしまう。

舌の動きが固い、または舌根が発声を邪魔してしまう。等々。

もしかすると、「音程をとる」など、歌の「一部」を「頑張る事に頑張ってしまう事」が声を出し難くしている事はないでしょうか?^^

僕達が感じる歌の魅力というのは、どういうものによって構成されているのでしょうね。^^

さあ、今日も寒いですね。

お仕事、歌の練習などなど、寒さに負けず頑張って行きましょう!^^

 

 

 

 

 

 

ゴスペル・ボイストレーニング強化レッスン。

日本各地で雪の影響が随分出ていますね。

大阪は通常通りですが、皆さんおかわりございませんか?

さて、昨日はゴスペルクラスの強化レッスンが行われました。

だんだん形が見えてきましたね〜。^^

昨日は個々の発声を一定にするところからレッスンを開始しました。

方法が揃うと、やっぱり良い効果が出ますね〜。

いや〜、楽しいレッスンでした。

グループレッスンは音としての効果が出やすいので、ボイストレーニングについてのヒントがたくさんあります。

昨日のレッスンでの発見を今後に繋げて行きたいと思います。^^

P1010404q